松山バレエ団所属のプリマバレリーナで、日本で初めて国際的に活躍した森下洋子さん。
世界中で「東洋の真珠」と謳われ、70歳を過ぎた今もなお現役で舞台に立っています。
プライベートでは松山バレエ団総監督の清水哲太郎さんと結婚し、公私ともにパートナーとなっています。
そこで今回の記事は、
こちらの内容でまとめていきます。
【顔画像】森下洋子の夫は清水哲太郎!

清水哲太郎さんは1966年に北京へ留学し、1968年に松山バレエ団公演でデビューを果たしました。
1974年には、森下洋子さんとともに文化庁研修員としてモナコ、ニューヨークに留学しています。
現在は松山バレエ団のソリスト、演出家、振付師としても活躍。
森下洋子さんとペアで海外公演もしています。

2人は1976年に結婚。
結婚式のあとは新婚旅行に行かず、すぐに舞台に立っています。
森下洋子さんいわく、清水哲太郎さんは夫婦というより同志なんだとか。
モナコ留学後に結婚

ヴァルナ国際バレエコンクールにおいて、日本人初となる金賞を受賞した森下洋子さん。
そして、清水哲太郎さんとともに文化庁の在外研修員として、モナコに留学。
留学先のモナコでも森下洋子さんの公演に同行し、ニューヨークでも、たくさんアドバイスしてくれたそうです。
この時期清水哲太郎さんは、作品作りのヒントをたくさん得ていたと言います。
帰国後、森下洋子さんと清水哲太郎さんは結婚しました。
最初に踊った時から、「清水哲太郎さんとはずっと一緒に踊ることになる」と感じていたとか。

「20歳のときに初めて一緒に踊らさせてもらったとき『波長が合うな』『きっといいものができそう』と感じました。ずっと一緒に踊っていけると思ったんです。そのときの直感は正しかったみたい」
引用:産経新聞
特にプロポーズの言葉はなく、「なるべくして一緒になった」と語っています。
結婚式の準備をする余裕はなく、日本にいた仲間がやってくれたと言います。
東京のホテル・ニューオータニで、西園寺公一氏夫妻を媒酌人にし、披露宴が執り行われます。
式には著名人ら約300人が出席し、モナコからも先生が駆けつけてくれるなど、華やかな会だったそうです。
新婚旅行もなくすぐ本番公演

しかし森下洋子さんと清水哲太郎さんは、『白鳥の湖』本番が5日後にせまっていました。
披露宴当日も、稽古のあと式場に向かったそうですよ。
常日頃から、夫婦の会話はバレエばかりで、自分たちのことは二の次なんだとか。
常にバレエの本質を追究する時間が、何よりも楽しいそうですよ。
2人は同じ高い目標を持っており、追究しあうところが合致したのですね。

清水哲太郎さんは振付師でもあるので、お互いの領域には口を挟まないのが、夫婦円満の秘訣なんだとか。
やはり、夫婦というより戦友や同志のような存在なのですね。
結婚式は、「ずっと一緒にバレエをやっていく」と宣言の場だったと言います。
森下洋子さんと清水哲太郎さんの間には、お子さんはいません。
生涯バレエ一筋で、2人で生きていくことを決めたのですね。
森下洋子と清水哲太郎は夫婦でバレエ界のレジェンドだった!

森下洋子さんと清水哲太郎さんは、夫婦そろってバレエ界のレジェンドでした。
2人の輝かしい経歴を、紹介します。
森下洋子の経歴

森下洋子さんは、3歳でバレエを始めました。
幼少期は体が弱く、医師から運動を勧められ、幼稚園で開かれたバレエ教室に通うようになります。
地元・広島のバレエの草分け的存在「葉室潔」の教室だったため、運命的なものを感じました。
東京のバレエ団が踊る、「4羽の白鳥」を観て、バレリーナへのあこがれは高まっていきます。
小学校2年生からは、特急に乗って12時間かけて、単身東京のバレエ学校のレッスンに通いました。

橘秋子氏に師事し、住み込みでバレエ一本の生活がスタートしました。
両親は特に反対せず、『バレエにあげた子』と送り出してくれたそうです。
1970年に松山バレエ団「白毛女」がきっかけで、松山バレエ団に移籍します。

1975年、27歳で文化庁在外研究員として、清水哲太郎さんとともにモナコ公国へ留学しました。
翌年、アメリカン・バレエ・シアターにおいて、世界デビューを果たします。
1981年、パリ国立オペラへ日本人として初出演。
1985年、第1回服部智恵子賞受賞、日本芸術院賞を初受賞しました。
パリ・オペラ座で『くるみ割り人形』全幕の主演を務めます。

また、『ジゼル』で英国ローレンス・オリヴィエ賞を日本人初受賞。
1997年、女性最年少の文化功労者として表彰されています。
2001年、松山バレエ団団長を務めることに。
2024年11月には、旭日重光章を受章しています。
清水哲太郎の経歴

保善高等学校卒業後、1966年に北京に留学。
1968年には松山バレエ団公演でデビューしています。
1974年、ヴァルナ国際バレエコンクールで銅賞を受賞。

以降も数多くの受賞歴があります。
現在も、松山バレエ団代表の男性舞踊手として現役を続けています。
バレエ団の振付・演出も手がけており、その作品は多数。
まとめ
今回の記事は、
・森下洋子の夫は清水哲太郎!
・森下洋子と清水哲太郎は夫婦揃ってバレエ界のレジェンドだった!
こちらの内容でまとめました。
森下洋子さんの夫はバレエダンサーの清水哲太郎さんで、公私ともにパートナーとなっています。
森下洋子さんの若いころから支えてくれた清水哲太郎さん。
夫婦というより、同志のような存在と話していました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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